●『教育の日』 :
社会教育法施行10周年を記念して、1959(昭和34)年9月の閣議決定により制定。
11月3日の「文化の日」の前後一週間を「教育・文化週間」としました。
多くの都道府県や市町村で、この日を「教育の日」、そしてこの日から一週間を「教育・文化週間」、または一ヶ月間を「教育・文化月間」に定めています。
※都道府県単位としては、◎埼玉県が「彩の国教育の日」と「彩の国教育週間」、◎奈良県が「奈良県教育の日」と「奈良県教育週間」、◎岡山県が「おかやま教育の日」と「おかやま教育週間」、◎広島県が「ひろしま教育の日」と「ひろしま教育ウィーク」、◎島根県が「しまね教育の日」と「しまね教育ウィーク」、
また、◎宮城県が「みやぎ教育の日」と「みやぎ教育月間」、◎福島県が「ふくしま教育の日」と「ふくしま教育月間」、◎茨城県が「いばらき教育の日」と「いばらき教育月間」、◎愛媛県が「えひめ教育の日」と「えひめ教育月間」、
その他にも、◎北海道の「北海道教育の日」、◎岩手県の「いわて教育の日」、◎群馬県前橋市の「まえばし教育の日」、石川県の「いしかわ教育の日」、◎滋賀県の「滋賀教育の日」、◎徳島県の「とくしま教育の日」、◎大分県の「おおいた教育の日」、◎熊本県の「くまもと教育の日」等が制定されています。
●『いい医療の日』
日本唯一の医師を代表する職能団体である公益社団法人日本医師会が制定。より良い医療の在り方について、国民と医師とがともに考えながら、さらなる国民医療の向上に寄与していくことが目的。日付は日本医師会が設立された日(1947年11月1日)であり、11と1で「いい(11)医(1)療」と読む語呂合わせから。
●『本の日』
全国各地の老舗書店で結成された「書店新風会」が制定。読者に本との出会いの場である書店に足を運ぶきっかけの日としてもらうとともに、情操教育の一環としての「読書運動」の活性化が目的。日付は11と1で数字の1が本棚に本が並ぶ姿に見えることと、想像、創造の力は1冊の本から始まるとのメッセージが込められている。
●『灯台記念日』 :
1868(明治元)年のこの日、東京湾の「観音崎(神奈川県横須賀市)」に日本初の洋式灯台である「観音埼(ざき)灯台」が建設起工された事を記念して「海上保安庁」が1949(昭和24)年に制定。
※1970(昭和45)年の『灯台百年史』の編纂の際に、観音埼灯台の起工日が、実際に11月1日であった事が判明しました。
実はそれ以前は、洋式灯台の導入が文化の先駆けと言う事で、11月3日の「文化の日」に先駆けたこの日が記念日になったと言われていました。
海上保安庁でも「文化の日先駆け説」と「観音埼灯台起工日説」の両方を併記して広報して来ましたが、1948(昭和23)年のこの日に「灯台80周年記念行事」が行われた事が判明し、2000(平成12)年より、由来を前者のみとし、実施回数も1867(明治元)年からの通年表示とする事になりました。
●『炉開き・炬燵開き』 :
冬になって炉や炬燵など暖房器具を使い始める事をいいます。
「茶家」では、旧暦10月の朔日または一の亥の日、中の亥の日に、「風炉(ふろ)」を閉じて「地炉(じろ)」を開きましたが、現在は新暦11月朔日に行うことが多い様です。
●『点字記念日・日本点字制定記念日』 :
1890(明治23)年のこの日に、日本語用の点字が誕生した記念日です。
関連記念日として、◎3月18日の「点字ブロックの日」があります。
※それまでは、日本語を点字で表す時には、欧米の点字を利用した「ローマ字綴り」により表現されていました。
そこで、官立「東京盲唖学校」校長の「小西信八」が、かな文字にあった点字の研究を広く依頼し、教員や生徒から三つの案が出されました。
それらを検討した結果、この日開かれた「日本点字選定会」で、教員の「石川倉次」が考案した「石川案」が満場一致で採択され、正式に使用される事が決定されました。
●『すしの日・全国すしの日』 :
新米の出回る季節であり、ネタになる海や山の幸が美味しい時期である事からこの日を、「全国すし商環境衛生同業組合連合会」が1961(昭和36)年に制定。
関連記念日として、◎1月15日の「さんま寿司の日」、◎3月8日の「鯖すしの日」、◎5月4日の「巻寿司の日」、◎6月27日の「ちらし寿司の日」、◎9月9日の「手巻き寿司の日」、◎9月15日の「大阪寿司の日」と、◎毎月17日の「いなりの日」があります。
●『玄米茶の日』 :
「全国穀類工業協同組合」が制定。
関聯記念日として、◎2月6日の「抹茶の日」、◎5月2日の「緑茶の日」、◎6月1日の「麦茶の日」、◎6月10日の「無糖茶飲料の日」、◎10月1日の「コーヒーの日」、◎10月31日の「日本茶の日」、◎11月1日の「紅茶の日」があります。
●『紅茶の日』 :
「ロシア漂流記」でおなじみの「大黒屋光太夫」が、暴風雨の為ロシアに漂着し、1791(寛政3)年のこの日、ロシアの当時の首都「ペテルブルク(現、サンクトペテルブルク)」でロシア皇帝「エカチェリーナ2世(女帝)」の茶会に招かれ、日本人としては初めて紅茶を飲みました。
この史実をもとに1983(昭和58)年に「日本紅茶協会」が制定。
※紅茶が、日本に初めて輸入されたのは1880(明治13)年代でしたが、日本には緑茶がある為、すぐには定着しませんでした。
1952(昭和37)年、大阪に日本で初めての紅茶専門店「MUSICA」が開店しました。
東京都内では、1974(昭和49)年に初めて紅茶専門店ができました。
●『本格焼酎の日』 :
毎年その年の8~9月頃から仕込まれた新酒が飲める様になるのが11月1日頃である事からこの日を記念日とする事が、1987(昭和62)年9月、九州で開かれた「本格焼酎業者」の会議場で決定しました。
また、作曲家「中山大三郎」氏らが設立した「世界本格焼酎連盟」でも1990(平成2)年に制定。
この日には「日本酒造組合中央会」がキャンペーン実施しています。
※焼酎は、蒸留法の違いによって酒税法上「甲類」と「乙類」に分けられます。
この表現が、等級の違いの様に誤解され紛らわしい事から、原料の風味が活かされた『乙類』が「本格焼酎」と呼ばれる様になりました。
●『キクマサピンの日』 :
兵庫県神戸市に本社を置く酒造会社が、自社商品の日本酒「キクマサピン」が2013(平成25)年に発売30周年を迎える事を記念して制定。
「キクマサピン900ML」は2012(平成24)年・2013(平成25)年と世界的な食品コンテストの「モンドセレクション」で、金賞に輝いている名酒です。
日付は、日本酒のおいしくなる季節に合わせると共に、ピン=1とかけて11月1日としました。
●『泡盛の日』 :
11月から泡盛製造の最盛期に入り、泡盛の美味しい季節となる事から、「沖縄県酒造組合連合会」が1989年(平成元)に制定。
●『野沢菜の日』 :
「野沢菜」は、長野県の味の文化財にもなっている信州の食を代表する名産品の一つです。
野沢菜発祥の地である長野県野沢温泉村の「野沢温泉観光協会」が制定。
日付は、同協会が実施している「野沢温泉のざわな蕪四季會社(かぶしきがいしゃ)」の「蕪主(かぶぬし)総会」が毎年11月1日に開かれることと、野沢菜の収穫時期にあたる事からこの日になりました。
蕪主(かぶぬし)になると、毎年野沢菜等が送られ、その「蕪主総会」がこの日に開催される事を記念して同観光協会が制定。
野沢温泉観光協会は、日本記念日協会の第2回「記念日文化功労賞」を受賞しています。
●『深川!マイ・米・デー(北海道深川市)』 :
北海道有数のお米の産地である「深川市」が制定。
農家の方々が一年間苦労して生産されたお米の収穫に感謝して、美味しい深川産のお米を市民の方々に味わって頂きたいとの思いが込められています。
日付は、新米の収穫を終えた頃である事と、第一回「深川農業まつり」が開かれた1977(昭和52)年11月1日に因みました。
●『古典の日』 :
「紫式部日記」の1008(寛弘5)年11月1日の記述に「源氏物語」に関する記述があります。<>これが日本を代表する古典文学「源氏物語」に関する最初の記録である事から「源氏物語千年紀」を記念して、2008(平成20)年に「源氏物語千年紀委員会」が制定。
●『新米穀年度』 :
米穀年度とは、日本において米穀の取引等に使われる年度の事です。
かつては米の収穫を11月頃から始めていた事に由来しますが、今日では収穫時期が早期化し9~10月には収穫が終わっており、実情に合わなくなっている様です。
●『自衛隊記念日』 :
1954(昭和29)年7月1日に、「防衛庁設置法・自衛隊法」が施行され、防衛庁・自衛隊が発足した記念日として1966(昭和41)年の制定。
7月~10月は台風等の災害での緊急出動が予想され、記念行事等を行うのに都合が悪い為、天候が安定する11月1日とされました。
●『計量記念日』 :
1993(平成5)年のこの日、「改正計量法・新計量法」が施行された記念日で、当時の主管官庁である「通商産業省(現、経済産業省)」が制定。
それまでこの日は、旧計量法が施行された◎6月7日でした。
翌年の1994(平成6)年度から「計量思想の向上・普及に関する行事」及び「計量関係者の表彰」等の記念行事を実施されています。<>関聯記念日として、◎5月20日の「世界計量記念日」があります。
●『川の恵みの日』 :
川に感謝し、川の環境と自然を考える日にと、三重県多気町の川魚を扱う会社が、「111」が「川」の字に見える事から、この日に制定。
関聯記念日として、◎7月7日の「川の日」があります。
●『犬の日』 :
「ワン(1)ワン(1)ワン(1)」の日。
「ペットフード工業会(現 、ペットフード協会)」など6団体が1987(昭和62)年に制定。
犬についての知識を身につけ、犬をかわいがる日です。
●『世界ヴィーガン・デー(World Vegan Day)』 :
「ヴィーガン(純粋菜食者)」の記念日です。
※「ヴィーガン」とは、「純菜食主義」と訳され、動物性の食品を一切摂らない人達、又はその食事の事です。
動物の権利を考えた上で、また、倫理的な責任から等、動物製品を一切使わない様にする生活様式です。
ヴィーガンは、「ベジタリアン」をはるかに超越しており、食べ物以外にも、生活のあらゆる目的の為に、動物を殺す事が無い様、「革製品」、「毛皮」、「ウール」や「シルク」など動物製品を一切使用しません。
更に、工場式農場や動物実験、畜産に必要な土地や資源の使い過ぎについての懸念までも含まれています。
●『年賀状を考える日』 :
新年に旧年の親交に感謝し、今年もよろしくの意味を込めて送り合う「年賀状」は、日本の伝統文化の一つとなっています。
その未来への継承と普及促進を目的として、NPO法人「フォトカルチャー倶楽部」内にある「年賀状普及協議会」が制定。
日付は、年賀状用の官製はがきが発売される11月の最初の日とし、発売前から年賀状について考えてもらう事を目的としています。
●『いい姿勢の日』 :
広島県東広島市を中心にリラクゼーションサロン等を展開する会社が制定。
肩こり、腰痛などを改善するには姿勢を正す事からと、いい姿勢を保つ事を喚起するのが目的です。
日付は、数字の1が背筋を伸ばしたいい姿勢に見える事からです。
●『生命保険の日』 :
11月1日~30日までの『生命保険見直し月間』の第1日目を記念日として「生命保険協会」が制定。
●『ソーセージの日』 :
日本の食肉加工業界に多大な貢献を果たした大木市蔵氏の出身地である千葉県横芝光町の「横芝光町商工会」が制定。
大木氏は1917年(大正6年)11月1日に「第1回畜産工芸博覧会」に就職先の店主名義で日本で初めてソーセージを出品しました。
その後も「第1回畜産工芸博覧会」でソーセージでは最上位の賞を獲得するなど多くの博覧会で入賞しました。
独立後は大木ハム製造商会、群馬高崎ハムなどを設立しました。
全国各地で食肉加工の技術指導にあたり多くの弟子を育てました。
また、「日本農林規格(JAS)」の制定に携わるなどした大木氏の功績を後世に伝え、大木式ハム・ソーセージを復刻して地域の特産品とするのが目的にしています。
日付は、日本初のソーセージが世に出た歴史的な日に因んでいます。
●『スーパーカーの日』 :
スーパーカーのオーナーの集まりである「全日本スーパーカー連絡会」が制定。
スーパーカーの魅力を広く発信することを目的としています。
日付は、スーパーカーを公道走行車の中でもっとも速く、もっとも美しく、もっとも官能的なクルマと位置付け、パフォーマンス、スタイル、エモーションの3つにおいてナンバーワン(No.1)であるとの視点から1が3つ並ぶ11月1日を記念日としました。
また、スーパーカーならではの屋外のイベントに適した時期であり、覚えやすい日であることもその理由です。
●『警備の日』 :
国民の自主防犯活動を補完、代行するサービスを行い、生活安全産業として定着している警備業の全国組織「一般社団法人全国警備業協会」が制定。
社会の安全・安心への関心の高まりとともに、その果たす役割がますます需要になっている警備業に対する理解と信頼を高めることを目的としています。
日付は、1972(昭和47)年の11月1日に警備業法が施行されたこと因んでいます。
●『ウェザーリポーターの日』 :
千葉県千葉市に本社を置き、世界中の気象観測、分析、予測などを行う気象情報会社が制定。
同社では一般の方(ウェザーリポーター)から現地の空の様子を写真やコメントで送ってもらい、それを天気予報に反映する参加型の天気予報サービスを行っており、ウェザーリポーターの輪をさらに広げることが目的です。
日付は、2005(平成17)年のこの日にウェザーリポーターの企画が始まったことに因んでいます。
●『ベイクチーズタルトの日』
焼きたてチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」を運営する株式会社BAKEが制定。「記憶に残る、ひとくち」を日本から世界に広め、より多くの人に届けるのが目的。日付はスイーツの街・自由が丘にある「BAKE CHEESE TART」本店がオープンした2014年11月1日にちなんで。
●『ロンパースベア1歳の誕生日の日』
「ロンパースベア」の製作・販売などを手がける株式会社エンパシージャパンが制定。こどもが着ていた大切な思い出のベビー服でつくる世界でたったひとつのぬいぐるみ「ロンパースベア」。こどもの1歳の誕生日に一生大切にできる「ロンパースベア」を贈るという文化を広めるのが目的。日付は1歳にちなんで数字の1が並ぶ11月1日に。
●『十三夜』月がとっても青いから♪~遠回りして帰ろ♪~
旧暦の9月13日、新暦では10月の中・下旬(2017年は11月1日)。
十五夜を中秋の名月と呼ぶのに対し、十三夜は「後の月(のちのつき)」「豆名月」「栗名月」ともいいます。
旧暦の毎月13日の夜を「十三夜」といっていましたが、9月13日の夜は、十五夜についで美しい月とされ、宮中では、古くから宴を催すなど月を鑑賞する風習がありました。十五夜は中国から伝わったものですが、十三夜は日本固有の風習で、秋の収穫祭の一つではないかと考えられています。
一般に十五夜に月見をしたら、必ず同じ場所で十三夜にも月見をするものともされていました。これは十五夜だけ観賞するのは「片月見」といって忌まれていたからです。
・すすきや秋の七草を飾ります。
・団子13個と大豆や栗を中心にした、秋の農作物や果物をお供えします。
・縁側や窓辺など、お月様の見えるところにお供えしましょう。
◆月見団子
形は、地方によって様々。全国的にはまん丸のものが一般的のようですが、里芋を模した細長いものなど、いろいろな種類があります。
京都を中心にした関西は、細長いお団子の中央に餡を巻いて、雲のかかった月を表現したお団子です。
栗御飯
豆
すすき
イネ科の植物。秋の七草のひとつ。
魔除けの力があるといわれています。
秋の七草
萩(はぎ)・桔梗(ききょう)・葛(くず)・撫子(なでしこ)・尾花(おばな※「すすき」のこと)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)
春の七草はお粥にしていただきますが、秋の七草は見て楽しみます。
☆彡毎月1日は、
●『省エネルギーの日』 :
「省資源省エネルギー対策推進会議」が1980(昭和55)年3月25日に制定し、4月1日から実施しています。
地球の化石資源節約の為にエネルギーを大切に使って節約しようと、区切りの良い1日を記念日としました。
●『資格チャレンジの日』 :
毎月の初日に自己啓発、転職、就職などで重要な資格とその取得について考え、資格取得に挑戦してより良き人生を目指してもらう事を目的に、「行政書士・社会保険労務士」等の資格取得の通信講座で知られる会社が制定。
●『安全衛生総点検日』 :
労働災害防止の為、各地の「労働局」では、企業と労働者に「安全衛生総点検」を呼び掛けます。
正しい点検により、死亡・死傷者を出さず、また、労働者の健康確保対策を推進し、定期健康診断率を高める事も目標として、
毎月一回、積極的な労働災害防止活動を展開する様、要請しています。
●『あずきの日』 :
「古事記」の“穀物起源神話”にもある程、「小豆」は古くから食べられ、毎月1日と15日に小豆ご飯を食べる習慣がありました。
利尿作用、便通、乳の出にも効果的とされるあずき食品を食べて健康になってもらおうと、ある製菓会社が制定。
●『釜飯の日』 :
日本文化の一つ「釜飯」をより身近に、より多くの人に食べてもらおうと、福岡県北九州市の釜飯専門店「釜めしもよう」・「釜のや」を運営する会社が制定。
日付は、1995(平成7)年7月1日の同社の創業記念日に因み、毎月1日としました。
●『映画の日』 :
1896(明治29)年、神戸の「神港倶楽部」で日本初の映画が一般公開された事を記念して、1956(昭和31)年に一般社団法人「映画産業団体連合会」が12月1日を記念日として制定。
この日が基になり、毎月1日も「映画の日」となり映画が1,000円になります。